天皇陛下、誕生日、おめでとうございます。
天皇誕生日の記者会見の全文を読んで、いろいろ感じる
ところがあった。
インドシナ独立戦争に触れておられるところが嬉しかった。
アジア解放を信じる日本兵は終戦後も、帰国せず、現地に
残り、ベトナムの独立戦争に参加して、フランス軍と戦っ
たのだ。
ベトナムのために戦死した日本兵もいる。
沖ノ島は女人禁制なので、世界遺産登録は危険だと思って
いたが、陛下が喜ばしいとされるなら、まあいいかと納得
した。
高麗神社に触れておられるのは、朝鮮半島との歴史的つな
がりを意識されているのだなあと、わし自身の思想形成にも
関わることだった。
譲位について、多くの人々が考え、努力したことを感謝し
ますと仰られているが、これを妨害しようとしたのは、
安倍政権と、「ロボット天皇論」に立つエセ保守論者と、
極左学者・評論家である。
極右と極左が妨害しようとしたのである。
皇室典範の附則改正と特例法の論点整理を出したのは、
高森明勅・山尾志桜里・倉持麟太郎であり、当時、
野田佳彦氏をはじめとする民進党の議員たちが、活躍
してくれた。
及ばずながらわしや「ゴー宣道場」の師範も、陛下の
願いを叶えるために全力を尽くした。
そして常識ある庶民がそれを支えてくれたのだ。
そのことはあえて主張しておきたい。
今後は12月23日を平日にするという。
それは安倍政権が今の天皇陛下に反感を持っているからで、
23日が休日のままだと「二重権威の恐れ」などとあり得ない
屁理屈を主張している。
奴らは「昭和の日」を復活させ、「明治の日」の復活運動を
しているが、「平成の日」は望まぬだけのことだ。
逆賊・安倍政権という評価は歴史教科書に載せねばならない。